幸せに生きるためのヒント

私もう悪態つきたくないから

みなさん、こんにちは!

カウンセリングサービス森川陽介です。

今日も東京は雨の朝ですね。

植物に落ちる雫が透明だな〜と思いながら、私はベランダでコーヒーを飲んでいました。

昨日の私は一日カウンセリングルームで面談カウンセリングでした。

今日はお昼から。

ベランダから部屋に戻って、パソコンを開けてみると、私はなぜか昨日私のクライアントさんが言った言葉を思い出しました。

「私もう悪態つきたくないから」

私は思ったのです。

それって、良い言葉だな〜と。

人に見せれない私

私たち人間の成長プロセスにおいて、

「幼少期の行動動機の多くは親からの愛を獲得することである」 

と言われることがあります。

親に褒めてもらうために、

親に愛してもらうために、

人は物分かりのいい良い子になったり、

我慢強い子になったりする。

すると、

自分の気持ちを押し殺して、周りの人を幸せにするという心理パターンがここで出来上がったりします。

優しい人であればあるほど、そうなるのかもしれません。

それは何も悪いことじゃなくて、その人の美しさです。

しかし、その生き方が苦しくなることもある。

「自分らしさを取り戻して、生き生きと恋愛や仕事を楽しみたい!」

そんな欲求が上がってくることもあります。

そして、そんなタイミングで陽介のカウンセリングを受けてしまったりする。

すると、

今までの良い子の反動で、すごく悪い子が出てくることがあります。

めちゃくちゃ口が悪かったり、

すんごくやさぐれていたり、

怒りまくりであったり。

でも、そのこと自体は何も悪くありません。

私たちは良い子であればあるほど、その裏に隠している悪い子を本当の自分だと誤解してしまいます。

心の中の構造をすごく簡単に言うと、

人に見せている私(良い子の私)→人に見せれない私(悪い子の私)→本当の私(愛の私)(神聖な私)

となっていると言われています。

神聖な私

「私もう悪態つきたくないから」

この言葉のすごいところは、見事に心の層を説明してくれている言葉であるからだと思うんです。

今まで、「良い子の私」で生きてきて、

それがどうしても生きづらかったから、

少しずつ本当の自分を表現しようと思ったら、

すごく「悪い子の私」が出てきて、

しょうがなく「悪い子の私」を表現していたら、

なんだか飽きてきた…

結果として、

「私もう悪態つきたくないから」

という言葉になる。

それって、もう自分の中の愛に触れ始めている証拠だったりもします。

ここのプロセス↓

人に見せている私(良い子の私)→人に見せれない私(悪い子の私)→本当の私(愛の私)(神聖な私)

親の愛を獲得したかったのは、

私が親を愛していたからで、

そんな風にがんばってきた私は愛おしい存在で、

こんな私を愛してくれていたたくさんの目の存在に気づき始める。

これが自分の中の愛に触れる感覚。

愛していて愛されている感覚。

心理学ではそれを、愛の私とか、神聖な私と呼んだりします。

すごく素敵な変化を見せていただき、本当にありがとうございました。

という訳で、

みなさん良い日曜日を!

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