恋愛心理

告白は1回で決まらなくもいい

今日はバレンタインデーですね。

私は今、このブログを東京駒場の面談ルームで書いていますが、先ほどみずがきカウンセラーにチョコをいただき、とっても嬉しい気持ちです。

やはり、男はいくつになってもチョコをもらえると嬉しいものなのかなと思ったりします。

私は中学、高校と男子校だったので、女の子からあまりチョコをもらった経験がありませんでした。

そんな私を不憫に思ったのか、いつもバレンタインには母親がチョコをくれていました(笑)  

告白が上手くいきやすいケース

先週のカウンセリングあたりから、「バレンタインに告白したいと思っているんですが」というご相談が急増していて、なんだか私もロマンスな気持ちになることが多い一週間でした。

愛の告白をすることはとても勇気のいることですし、時には大きな不安に襲われることもあるのかもしれません。

カウンセリングをしていると、「お、今のタイミングだと告白うまくいきそうだな」とか、「そのやり方だと告白は上手くいきにくいんじゃないかな~」と思うことがあります。

心理的に告白が上手くいきやすい例としては、告白する以前にお互いを男性、女性と認識できているケースかなと思います。

こちらの好意が相手に伝わっていて、お互いに相手を異性として意識している状態です。

男性に対しては、「褒めてあげる」、「好意を表現してあげる」、などの行動をとってあげると、この状態を作りやすいです。

告白が上手くいきにくいケース

反対に告白が上手くいきにくい例で一番多いのは、2人の間にロマンスのエネルギーが流れていないのに、いきなり告白してしまうケースだったりします。

昨日まで完全に仕事仲間だと思っていた人から、昨日まで完全に友達だと思っていた人から、いきなり「好きです!付き合ってください」と告白されると、言われた側は戸惑ってしまうことがあります。

びっくりしてしまうのです。

その姿を見て、「やっぱり相手は私のことを好きじゃなかった…」と傷ついてしまうケースは多かったりします。

そして、勝手に失敗したと判断して、相手から離れようとしたり、冷たくしてしまって、2人の関係が終わってしまう、なんてこともよくあります。

人は好意を示されて、しばらく経ってから恋に落ちることもある

仕方がないことなのですが、ついつい人は聞いてしまいます。

「どっちなの?」
「ダメならダメって、言って欲しい」

そんな時、相手はこう感じているのかもしれません。

「ダメなんじゃなくて、まだわかんない」

人は相手に好意を示されて、しばらく経ってから恋に落ちることもあります。

そのチャンスを自ら潰してしまうことは、少しもったいないのかもしれません。

私はカウンセリングの最中にこんなお話をさせていただくことがあります。

「どうしても付き合いたい男性がいるのであれば、1回だけじゃなく2回目の告白も想定しておいて下さいね」

1回目の告白で上手くいくなら、それでいいと思います。

でも、1回目の告白は、2人の間にお互いを異性として認識する空気を作り出すためのものと考えてみてもいいのかもしれません。

そして、2回目の告白で成功させる。

もちろん、相手が嫌がっているのに何度も告白する必要はないと思います。

でも、1度の告白で終わりにしないでいいこともあるのではないかなと、私は思います。

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