男性心理

多くの男性は、自分はまともな人間ではなかったと信じたまま墓に入る

みなさん、こんにちは!

カウンセリングサービス森川陽介です。

今日の東京は涼しい朝ですね。

朝の散歩は冷たいミストが顔に当たっている感じがして、気持ちよかったです。

今日は前回のブログの続き↓

男性にとって最も受け入れがたいことの一つは、自分が助けを必要としていることだ みなさん、こんにちは! カウンセリングサービス森川陽介です。 今日の私は家でZOOM面談な一日です。 お昼休み中にお...

引き続き読んでいて面白いです、スティーブ・ビダルフという心理学者が書いたManhood(男らしさ)についての本。

心理的に、

「現代の男性がなぜ男性としての自信を失っていくか」

というお話が分かりやすく書いてあります。

そして、

「真実の男性性を取り戻すプロセス」

についても書いてあって面白いです。

私自身も、自分の中の男性性と改めて向き合うタイミングがきているように思います。

今日の朝、私が気になった部分はこんな一節でした。

もしあなたが男性で、この竜(ドラゴン)と面と向かわなければ、あなたの父親は傷ついたまま死ぬだろう。そしてあなたの一部も。「多くの男性は、自分はまともな人間ではなかったと信じたまま墓に入る」とブライは言う。    中略    父親の立場を理解することは、一人前の男になろうとするすべての息子にとって、重要なプロセスである。尊敬(賞賛と混じりあった愛)は、男性の魂を養うものだ。息子たちは父への尊敬の気持ちを「発見」しなければならない。それは尊敬するふりをすることと同じではない。

この一節を読み終わった後、私はなんだか体の奥が熱くなる感じがしました。

「それは尊敬するふりをすることと同じではない」

この一文を読み終わった瞬間に、私は心の奥に隠していたズルい自分がバレてしまったような気持ちがしました。

私の中で充分向き合ったと思っていた父親との関係性で、私自身癒されていない部分がまだまだあることを気づかされた感覚がしたというか。

しかし、その感覚に素直に入っていくと、今度は不思議と男性の力がみなぎってくる感覚もしました。

「父親の立場を理解すること」

これがキーワード。

「あなたの父親は傷ついたまま死ぬだろう。そしてあなたの一部も」

この絶望から抜け出すためのキーワードが、

「父親の立場を理解すること」

この感覚に入っていけると、私は自分の中にある男性の力がみなぎってくる感覚がしたんです。

今日も心理学は面白い。

というわけで、

みなさん良い一週間を!

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