みなさん、こんばんは!
カウンセリングサービスの森川陽介です。
おかげさまで、本日7/31(水)に無事退院しました。
本当にありがとうございました。
今回の入院生活では、私自身たくさんの学びがありました。
アルコール依存症は、飲酒量を自らがコントロールできなくなってしまう病気で、一度依存症になってしまうと治癒することはないと考えられています。
そのため、アルコール依存症からの唯一の回復方法は、断酒を続けることしかないと言われています。
今回、私が参加した12週間のアルコール依存症からの回復プログラムは、お酒を止めるための「認知行動療法」を中心としたプログラムでした。
「認知行動療法」って難しそうな響きですが、簡単に言うと、認知(考え方や気持ち)と行動を変えてみましょうっていう心理療法です。
普段のカウンセリングやワークショップで私がやっているのと近い部分があったので、すごく勉強になりました。
久しぶりに生徒側に回ったのも新鮮でした。
自分の過去を飲酒歴と共に振り返ると、数多くの気づきがありました。
私はずっと心の奥で、お酒を飲むと普段とは違う世界に行けるような感覚がしていました。
それが私がお酒を飲んでいた理由です。
ということは、 私にとって、普段の生活は楽しいことばかりではなかったのかもしれません。
人に気を使いすぎて疲れ切ってしまった感覚。
人から認められたいという焦り。
人間関係で本音を言えない息苦しさ。
そして、自己嫌悪。 お酒の問題に取り組めば取り組むほど、私は自分自身の心の問題に直面せざるを得ませんでした。
それは私がこれから生きていく上で避けては通れない問題のようにも思えました。
だからこそ、このタイミングで体が限界を迎えて、3ヶ月の休養が必要になったのかもしれません。
この入院生活で、私は心の奥の辛い感情とゆっくり向き合う時間を持つことができました。
全てが完全に解決したわけじゃないけど、私が抱えてきた悩みについても今後ブログで書いていけたらいいなと思います。
最後に、今回の突然の入院でカウンセリングの予約をキャンセルすることになってしまったクライアントのみなさま、本当に申し訳ありませんでした。
ブログを読んでくださっているみなさま、今回の入院を応援してくれた友人のみんな、カウンセリングサービスのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。
そして、今までずっと私を支えてくれた妻の茜に心から感謝を伝えたいと思います。 本当にありがとう。
それでは、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
修了証書もらったど〜。